信州味噌の味や特徴
信州味噌の歴史は古く、鎌倉時代にはすでに大々的に作られていました。信州味噌の特徴は米味噌である事、そして辛口で色は淡い色であることです。塩分濃度は12%ほどです。

カロリーは35キロカロリーほどで、仙台味噌に近い割合です。原料の比較では西京味噌に似ていますが、原料のバランスが異なるため全くの別物です(大豆と麹の比率は1:1)。
信州味噌は特に関東において人気ですが、関東甲信越や北陸地方だけでなく全国でも生産されています。全国的に人気の味噌の一つと言えるでしょう。
日本で親しまれている味噌のうち4割が信州味噌と言われるほどです。信州味噌を使った料理としては、牡蠣鍋や豚肉のしょうが焼、炊き込みご飯などが美味しいです。
信州味噌を使ったレシピ例:牡蠣の土手鍋
信州味噌料理例として、牡蠣の土手鍋をご紹介します(参照サイト:匠の味噌蔵HP)。材料は以下の通りです(4人分)。
- かきのむき身 400g
- 白菜 4枚
- 長ねぎ 2本
- 豆腐 1丁
- せり 1束
- 生しいたけ 4枚
- その他、えのきだけ、しゅんぎく、糸こんにゃくなど好みで用意
- 昆布 約20cm
- だし汁(昆布とかつお節) 4カップ
A
- みそ 大さじ8
- 酒・醤油・みりん 各大さじ3
下準備としてまず牡蠣を塩水が軽く洗います。また野菜や豆腐は食べやすい状態に切っておきます。土鍋に昆布を入れてから具材をきれいに並べます。
最後に牡蠣を載せましょう。そこにAの合わせみそを入れて土鍋の周囲に土手を形成します。中央にだし汁を入れてから火をかけてください。
煮えたら味噌の土手を崩しながら具材と混ぜ合わせます。味だけでなく見た目にも楽しめる一品です。
日本全国の味噌を知ろう
信州味噌は西京味噌と同じくメジャーの味噌の一つですが、日本には他にも様々な味噌があります。北は北海道から南は九州まで、日本では各地域で様々な味噌が作られています。
味噌は奥が深い調味料であり、その種類を学ぶ事で味噌料理のバリエーションも拡げられるようになります。味噌の特徴や味噌料理についてもっと多くのことを学びたい方は、一度諒設計アーキテクトラーニングの「味噌エキスパートW資格取得講座」という通信講座を受講してみると良いでしょう。
この講座は自宅で短期間で味噌知識を幅広く学ぶ事ができる講座で、受講する事で味噌の関連資格を2つ同時取得する事も可能なカリキュラムが組まれています。
有資格者は味噌のエキスパートとして味噌料理のレクチャーをすることも可能で、講師活動によって副収入も狙えます。講座の詳細情報については以下の公式サイトを参照してください。
