味噌資格で思い出の味を再び

日本人の朝のお供、子供の頃の思い出の味、おふくろの味としても大切にされている味噌汁の味は、使用している味噌に大きく左右されます。どんな家庭のお母さんも、味噌汁を作る時にはそれぞれにオリジナルの作り方があり、使用している味噌の価格や量など、ちょっとした違いでそれぞれの家庭の味が出来上がります。

家庭の味、味噌汁は飲むとホッとする、安心できるという和食の中心と言えるくらいに大切なもので、自分で料理を始めた方や親になったばかりの方、花嫁修業をし始めた方には少し難易度の高い料理になることもあります。家庭によっては使用する味噌の濃さが異なり、出汁を取る家庭も取らない家庭もあるため、おふくろの味を再現するのは意外に難しいものです。

そんな時に役立つのが、子供の頃に住んでいた地域のスーパーにある味噌のチェックと、家庭に常にあった食材のチェックです。既に親が他界している場合には確かめようがないのですが、古いレシートや家計簿などを確かめると、価格から、使用していた味噌を特定できる可能性もあります。

味噌資格を取得することで、味噌の種類の知識も身につけられるため、おふくろの味もより確実に再現出来るようになるでしょう。

味噌の種類はどれほど大切か

よく知られている味噌の種類だけでも赤味噌、白味噌、甘味噌、麦味噌など味噌汁の味を左右するものが多数あります。時にはきゅうりやサラダ用のドレッシングにも味噌を使えるので、2種類、3種類の味噌があるという家庭も多いものです。

味噌汁の色合いだけでなく、風味や塩味、味わいも全く異なるため、味噌の種類を知り、自分で引き出したいと思っている味に近づけられるようにする努力は非常に大切です。味噌選びは、味噌を使う料理において最も大切なことです。そして、味噌の種類ごとに適している出汁もあり、それぞれの相性、味噌汁に入れる具の違いなども考慮していかなければいけません。

おふくろの味、懐かしい味を再現したい場合には、たくさんの試行錯誤を繰り返す必要があり、味噌資格で学べる味噌の種類や相性、使い方なども学ぶと、料理研究や調理がスムーズになります。ものによってはお取り寄せしないと入手できない味噌もあるので、どんな味噌がどこで手に入れられるのか、金額と保存方法、適した調理方法なども把握して思い通りの料理を作れるようにしましょう。

味噌資格は料理教室で役に立つ

一般家庭でも味噌資格で得た知識は役立つのですが、高い費用をかけて資格を取るからには、せめて元は取りたいというのが本音でしょう。味噌資格を取得することで、料理教室などで味噌を主体としたレシピ、調理を指導する時に役立ち、和食、味噌汁レシピのほか、味噌ラーメンや味噌のドレッシング、味噌作りなどの指導をすることも出来るようになります。

料理教室では生徒に指導するカリキュラムやレシピ案を作るなど、アイデアや知識がないと長続きしない上に、味噌資格のようにきちんとした肩書を持っている人でない限り、なかなか生徒が集まってくれません。

InstagramやYouTubeなどでの配信も大切で、しっかりとした肩書きと実績が合わさって初めて料理教室が成功するものです。味噌資格で取得できる2つの資格を得ることによって、肩書きが2つ増やせることになります。プロフィールや履歴書に書くことも可能で、名刺やポスターなどに記載するのも良いでしょう。料理教室をもっと大きくしたい場合、味噌資格などの料理系の資格は大いに役立てられるでしょう。

味噌が長期保存できる理由

味噌は大豆を原料として、麹を使って発酵させた食材です。この味噌作りの過程で、塩を多く使用し、空気を完全に抜いた状態で発酵させるため、麹が大豆を発酵させて、カビや他の菌類の侵入を防ぎ、独特の味噌の香りを生み出します。

麹の種類や使用する大豆の栄養価、種類、一緒に発酵させる麦などの影響で風味も味も色も変わります。味噌が長期保存できるのは、この塩分によるもの、麹菌によるものと言われています。味噌作りでも失敗することがあり、ほとんどは外気に触れてしまった部分からカビが繁殖してしまいます。

容器が何かしらの要因で割れてヒビが入った場合にはそこから味噌がだめになってしまいます。味噌作りは伝統的な手間のかかる手法で作られるのですが、機械的に、工業的に大量生産されるものでも同じような味にはなります。

それでも長年使用している樽、容器を使用すことは、より独自に旨味が出るようになるため、味噌作り専門のお店の作る味噌は格別に美味しいのです。じっくり熟成された味噌ほど、そこに存在する酵母や麹などが安定するため、他の菌類が侵入しづらく、冷蔵庫などでしっかりと保存している分には近コロニーの関係上、腐敗しづらいものです。

しっかりと作られている味噌ほど、長持ちするのは、当然といえば当然です。

発酵食品「味噌」は健康作用も期待できる

味噌は発酵食品で、分類としてはヨーグルトやキムチのような発酵食品と似たようなものです。発酵に関わっている菌の種類が違いますが、古来より日本人の食生活に関係してきた味噌は、日本人の体にも合っていて相性がよく、栄養も豊富です。

美味しいと感じ、落ち着くと思えるのも味噌汁が日本人に合っているからで、家庭の味やおふくろの味を思い出せるのはとても幸せなことです。もちろん、近年はコンビニにあるインスタントのみそ汁の味を懐かしいと感じる年齢層の人も出てきていますが、それもまた味噌汁の良さでもあります。

どこでも、そのインスタントの味噌汁を飲めばホッと一息つけるというのはとても良いことです。そんな味噌には、栄養補給や体を温める以外に、腸内環境を整えたり、腸内の老廃物などを排泄しやすくしてくれたり、食欲増進してくれたりするような作用も期待できます。

時には味噌汁が目覚ましの効果を持つこともあるため、朝に味噌汁を飲む習慣のある方は、1日でも味噌汁を飲み忘れると1日スッキリしなくなることもあります。味噌は多くの日本人の生活に深く関わっているものなので、味噌資格などを取得することは、味噌と上手に付き合っていけるようになるため、非常におすすめです。

味噌でダイエットもがんばれる

ダイエットの基本は、余計な食事を減らし、運動して余分な脂肪などを減らすことです。そんな時にも、色々な食材を混ぜて入れられる味噌汁は、栄養価も高く、胃腸にもやさしく、そこそこお腹も膨れて、ホッと一息つける料理として注目されています。

きゅうりやキャベツなどの野菜多めの生活をする時にも、味付けに味噌を使うことで、基本飽きることなく食べ続けられるので、食事制限も長続きさせられるでしょう。味噌は、わかめや梅、ゆずや生姜との相性も良いので、ダイエットに役立ってくれる食材と合わせて効率的に活用できるものです。

食事制限は基本我慢ばかりで辛いですが、食事制限をおいしく、楽しく進めていくことで、ダイエットの成功率も上がります。野菜の価格は仕方がないですが、味噌はどんなときでも味も価格もほとんど変わらないのでコスパも優れています。

発酵食品を用いた腸内環境正常化のためにも役立つという理想的な食材です。味噌資格の知識を得ることによって、味噌の活用方法や、調理への応用が出来るようになるので、もっと味噌をダイエットに生かせるようになるでしょう。

【感想】料理教室の集客と自信につながった

地方で料理教室とブログ、たまにパートをやっているくらいの者なのですが、ちょっとした要望があって和食の料理教室もやって欲しいとのことで、最初は魚の捌き方や焼き方、キッチンが汚れない、臭くならない料理方法などを共有していました。

しかし、だんだんネタが無くなっていた時に、やはり味噌汁も和食として欠かせないのではないかと気づいて、ネット上を探しているところに、この味噌資格を発見しました。

ひとまずは資料請求して、中身を見てみると味噌資格だけでなく、他にもいくつも料理関係の講座が用意されていて、限定の講座を選ぶと少し支払い金額を上乗せするだけで、一気に料理系の資格を4つ、6つも取得できるものもありました。

限定100名とのことで、滑り込めるか心配でしたが、案外そこまで急激に注文が入っていないのか、月半ばでもオトクな講座を選んで受講できました。

テキストの情報も料理教室やブログに生かしつつ、料理系のレパートリーが増えて、料理教室のカリキュラムを作るのも少し大変になってきました。嬉しい悲鳴ですので、この調子で取得した資格を生かし、料理教室もブログの方も成長させていきたいと考えています。

【感想】思い出の味を再現できた喜び

結婚して子どもができて、親になった時に感じたのが懐かしい親のみそ汁の味でした。見た目は最近のカップタイプの味噌汁やインスタントのものに比べると質素でしたが、毎日のように飲んでいた味噌汁で、自分自身の子どもにも私の味噌汁を飲んでもらいたいと思いました。

昔、まだ親が生きていた時にレシピや作り方を学んでおけばよかったと思って後悔していますが、味だけは覚えているので、どんな味噌を使っていたか、どんなだしを取っていたかを探っていくことにしました。

なかなか市販の味噌では味が再現できずにインターネットで勉強していた時に見つけたのが、この味噌資格でした。この講座では味噌の種類がたくさんあることを学び、出汁の取り方や味噌汁に合う具材なども学べました。

裕福な家庭ではなかったので、私が住んでいた地域にある親も通っていたスーパーの味噌を買って使ってみたり、身近に手に入るもので出汁をとってみたりして、ようやく思い出の味を再現できました。

魚介系の出汁に、しじみの出汁などを混ぜて白味噌に少し赤味噌を混ぜた時にぴったりな味になったと感じました。青さというようなわかめとは異なる海藻を入れるともっと思い出に近いコクが出て、今も少しずつ思い出の味に近づけられるようにしています。