瀬戸内麦みその味や特徴
味噌に使われる材料は基本的に麹と大豆と塩と水です。それぞれの材料の比率は異なるものの、基本的にはこの4つの材料で構成されます。しかし一口に麹と言っても、米麹や麦麹、両方を合わせた麹などいくつか種類があります。

一般的には米麹の味噌がよく使われますが、麦麹を使った麦味噌も大変おいしくいただけます。麦味噌の代表的な存在の一つは瀬戸内麦味噌です。この味噌は九州麦味噌と並んで有名で、四国や中国地方、九州地方などで生産されます。
風味の種類としては甘口と辛口があります。色は淡い色をしています。他の特徴としては麦の香ばしい香りがすることや甘味があることです。
瀬戸内麦味噌を使った郷土料理としては、愛媛県の五斗味噌汁やふかの湯ざらし、山口県のふきみそやいとこ煮、広島県の広島ええじゃん鍋などがあります。
瀬戸内麦味噌を使った料理:麦味噌の豚しょうが焼
瀬戸内麦味噌を使った料理例として、麦味噌の豚しょうが焼をご紹介します。4人分の材料は以下の通りです。
- 豚肉 400g
- 片栗粉 大さじ5ほど
- 塩コショウ 少々
- 油 大さじ2
A
- 瀬戸内麦味噌・みりん・酒 各小さじ4
- 醤油・砂糖 各小さじ2
- すりおろししょうが 小さじ1
- もやし 1袋
豚肉の両面に塩こしょうしてから片栗粉をまぶします。Aの調味料をミックスしておき、もやしを軽く炒めてから塩こしょうしてください。フライパンに油をしいてから豚肉を中火で焼きます。
色が付いたら逆側も焼きます。逆側は弱火で焼きます。中まで火が通ったらAの調味料を入れて肉を逆に戻して煮詰めます。最後にもやしを添えて完成です。
麦味噌や米味噌など味噌の種類は様々
麦味噌以外にも、米味噌や豆味噌など味噌には様々な種類があります。また同じ原料を使っていても、他の材料との配合比率によって違いが生まれます。
さらには天然醸造の場合、生産地域の気温によっても違いがあります。味噌はこのように奥の深い調味料です。味噌についてより深く知る事で、様々な郷土料理にも出会う事になって、いっそう味噌の魅力が分かるようになるでしょう。
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