味噌汁の豊富なレパートリー:米味噌を使った味噌汁
味噌汁は日本人のほとんどが好きなスープです。毎日何杯も味噌汁を飲んでいる方も少なくないでしょう。味噌汁は具材によって様々な味を楽しめる魅力があります。

また味噌そのものの種類を変えることによって違う風味を味わえるものです。味噌汁に使われる味噌の多くは米味噌です。米味噌は日本の味噌の8割を占めるシェアを持っていて、一般的に「味噌」と言う時は米味噌を指します。
米味噌を使った味噌汁はお米独特の甘みがあり、ほっと温まることが特徴です。さらに他の味噌と比較してクセがありません。
米味噌汁レシピとして、卵豆腐とミツバの味噌汁の作り方をご紹介します(参照サイト:フンドーキン醤油株式会社HP)。材料は以下の通りです(4人分)。
- 卵豆腐 1個
- 三つ葉 1/2束
- だし汁 800cc
- 味噌 大さじ3・½
卵豆腐を4分の1のサイズに切り分け、三つ葉は結んでから下ゆでします。だし汁を火にかけ、煮立ったら弱火にして味噌を溶き入れます。
卵豆腐を入れて火を止め、器に三つ葉を飾ったら完成です。
味噌汁の豊富なレパートリー:麦味噌を使った味噌汁
麦味噌は四国や九州地方など温暖な地域で好まれる味噌です。米味噌と比べるとシェアは圧倒的に少ないものの、香りが良く人気がある味噌です。
麦の香りが好きな方はこのタイプの味噌汁を作ってみると良いでしょう。米味噌よりも麦味噌は塩分が低く、味があっさりしています。
麦味噌を使った味噌汁を作る場合のワンポイントは、味噌こしを使う事です。これは麦味噌独特の繊維を除去するためです。濾す事で滑らかな口当たりになります。
麦味噌汁の例として、野菜けんちん汁をご紹介します(参照サイト:フンドーキン醤油株式会社HP)。材料は『以下の通りです(4人分)。
- 大根 4cm
- にんじん 1/2本
- ごぼう 1/2本
- 油揚げ 1/2枚
- 絹さや 8枚
- 水溶き片栗粉 小さじ4
- 七味唐辛子 適宜
- だし汁 800cc
- 味噌 大さじ3・½
大根とにんじんとごぼうと油揚げと絹さやはすべて千切りにします。だし汁と千切りにした野菜を混ぜて火をかけます。弱火にしてから味噌を溶き入れ、水溶き片栗粉でとろみをつけます。最後に器に盛り付けたら完成です。七味は好みで入れましょう。
味噌汁の豊富なレパートリー:豆味噌を使った味噌汁
豆味噌は東海地方で好まれる味噌で、八丁味噌という名称が特に有名です。豆味噌の大きな特徴は、煮込んだら煮込むほど風味が出てくる点にあります。
米味噌の場合は沸かし直してしまうと風味が落ちてしまうのに対し、豆味噌はむしろ美味しくなります。そのため大量に作って後で食する事もできます。
豆味噌汁レシピ例として、あさりの味噌汁の作り方をご紹介します(参照サイト:「愛知の豆味噌公式HP」)。材料は以下の通りです(4人分)。
A
- あさり320g
- 水3・1/2カップ
- 昆布10cm×6cm
- 煮汁3カップ
- みそ40g
- 青ねぎ1本
- 吸い口
- 七味唐辛子
下準備としてあさりは塩水に一晩つけて砂やぬめりを除去します。青ネギは小口切りにします。鍋にAの材料を入れて火にかけます。昆布が浮いてきたら取って、煮立ったら弱火にします。
そして買いが開いたら灰汁を取って汁をこしてください。煮汁を計ってあさりを戻し入れてから味噌を溶き入れます。煮えばなに青ネギを入れます。最後に吸い口を添えて完成です。
