北海道味噌の味と特徴
北国北海道は畑の幸や海の幸が豊富な地域ですが、この地域では味噌作りも盛んに行なわれています。北海道は気温の低い地域ですが、この地域性のおかげで、作られる味噌はすっきりした仕上がりになります。
北海道味噌作りには長期熟成が求められるため、香りがすっきりします。使われる麹原料は米が主流です。味は辛口であり、くせもなく多くの方に好まれる味です。他の味噌と比較して塩分はやや控えめなのも特徴です。色合いは赤みがかっています。
なお北海道味噌と似ているのは、津軽味噌や秋田味噌、仙台味噌、越後味噌、佐渡味噌、会津味噌、加賀味噌などです。北海道味噌は東北付近や新潟方面の味噌と似た特徴を持っている事が分かります。
北海道味噌を使ったレシピ：ちゃんちゃん焼き
北海道味噌を使った「ちゃんちゃん焼き」のレシピをご紹介します（参照：「北海道ぎょれん」HP）。材料は以下の通りです。
- 生秋鮭 4半身（半身の1/2）
- 塩・こしょう 各適量
- キャベツ 1/2個
- 玉ねぎ 1個
- にんじん 1/3本
- しめじ 1パック
- バター 大さじ2
材料A
- 味噌 大さじ6と1/2
- 酒 大さじ4
- 砂糖 大さじ2
- みりん 大さじ2
下準備として鮭に塩コショウをふっておき、キャベツはざくきり、玉ねぎは1センチ幅の細切り、にんじんは5ミリの短冊切りにしておきます。
またしめじは石づきをとって適度な大きなにほぐします。ホットプレートを160度に熱してバターを溶かし、鮭を焼きます。色がついたら皮目に裏返してください。
鮭の周囲に野菜類と材料Aを回し入れてから蓋をして蒸し焼きにします。良く熱が通ってから最後に鮭をくずして野菜と混ぜて完成です。
各地域の味噌の特徴が分かる通信講座
味噌は北海道味噌だけでなく、東北地方の味噌、関東地方の味噌、関西地方の味噌、九州地方の味噌という具合に地域によって特徴が異なります。
日本における味噌の歴史は1300年近いと言われていますが、その分味噌の特徴も様々です。味噌の違いについて知ることで、料理のレパートリーや使用する食材の選定も変わってくるでしょう。
味噌の特徴についてさらに詳しく学びたい方は、諒設計アーキテクトラーニングの「味噌エキスパートW資格取得講座」という講座を受講すると良いでしょう。
この講座は日本各地方の味噌の特徴について扱った講座で、受講する事で味噌のエキスパートになることが可能です。さらにこの講座では味噌を使った料理も学ぶ事が可能です。
最終的には味噌の資格を取得する事もできるため、味噌好きな方にはおすすめです。詳しい内容については以下の公式サイトより確認なさってください。
