江戸甘味噌の味や特徴
江戸甘味噌は東京で作られる味噌です。特徴としては、濃い茶褐色をしている事、甘味が強いことです。米麹を使った米味噌の分類に入ります。

大豆1に対して米を2倍にした割合が特徴で、他の辛口味噌とは明らかに違う比率で作られます(通常は大豆5に対して米が4)。高温で熟成させて作られ、塩分は6%ほどしかありません。
辛口味噌はその2倍はあります。江戸甘味噌は比率が特殊であるため、あまりメジャーな味噌ではありません。しかし甘味や旨みが良いため、肉料理や魚料理と相性が良いです。煮込み料理や田楽味噌などにも使うことができます。
江戸甘味噌を使ったレシピ:サバの味噌煮
江戸甘味噌を使った料理の例として、鯖の味噌煮をご紹介します(参照サイト:日出味噌醸造元)。材料は以下の通りです(4人分)。
- 生のサバ 4切
- 江戸甘味噌 120g
- しょうが 少々
A
- 酒 半カップ
- 砂糖 大さじ3
- みりん 大さじ2
- 濃い口しょうゆ 大さじ0.5
まず下準備としてサバを塩水でよく洗ってから水気を切っておきます。しょうがは千切りにしておきます。ふちが浅目の鍋を用意して、水3カップと酒半カップを入れて火にかけます。
沸騰してから皮目を上にしてサバを入れます。沸騰してから砂糖と醤油としょうがを入れます。中火にして落としブタをし、5分ほど煮てください。
溶かした江戸甘味噌を入れて鍋を動かしつつ煮詰めていきます。最後にみりん大さじ2を入れて一煮立ちさせたら完成です。
江戸甘味噌以外にも美味しい味噌はたくさん
江戸甘味噌は美味しい味噌ですが、味噌文化の発達した日本では他にも様々な味噌があります。北海道、本州、四国、九州それぞれの地域において特徴的な味噌があり、その風味や色合いも様々です。
また味噌を使った各地の料理もあり、それを知る事で味噌の魅力にいっそう触れられるようになるでしょう。奥深い味噌の世界についてもっと知りたい方には、諒設計アーキテクトラーニングの「味噌エキスパートW資格取得講座」の受講をオススメします。
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